債務整理を行っても、携帯電話の回線契約には影響がなく、利用料金を滞納していない限り、今まで通り携帯電話を使うことができます。ただし、他の携帯電話会社に乗り換える際や機種変更を行う場合、信用情報機関への登録(いわゆるブラックリスト入り)が影響し、新規契約や分割払いが難しくなることがあります。また、クレジットカードが使えなくなるため、支払い方法を変更する必要がある場合も。借金返済が厳しくなった際は、早めに弁護士に相談することが重要です。

債務整理をすると、携帯電話が使えなくなってしまうのでは…といった心配をされる方がいます。

しかしながら、債務整理をしても、携帯電話の回線契約に影響はないため、毎月の利用料金を滞納していなければ、携帯電話を継続して使用することができます。ただし、以下の場合には注意が必要です。

他の携帯電話会社に乗り換える場合

債務整理をしても、携帯電話の回線契約に影響はないため、他の携帯電話会社に乗り換えることができます。

ただし、乗り換える前の携帯電話の利用料金を滞納している場合には、通信事業者が照会する機関に事故情報が登録されるため、他の携帯電話会社と新たに契約することが難しくなります。

機種変更をする場合

債務整理を行った場合、信用情報機関(いわゆるブラックリスト)に登録されることから、ローンが組めなくなります。そのため、携帯電話の端末代金を分割払いにすることができず、現金一括払いで購入することになります。

また、これまで使用していた携帯電話の端末代金が残っている場合には、残債を支払わないと、携帯電話を引き上げられてしまう可能性があります。

3 携帯電話の利用料金の支払い方法

債務整理を行った場合、信用情報機関(いわゆるブラックリスト)に登録されることから、クレジットカードを作成することができなくなります。そのため、携帯電話の利用料金をクレジットカード払いにしている場合には、口座引き落としや振込み等に、支払方法を変更する必要があります。

債務整理をしても、携帯電話の回線契約に影響はないため、毎月の利用料金を支払っている限り、携帯電話を継続して使用することができますし、他の携帯電話会社に乗り換えることもできます。

ですから、債務整理が携帯電話に与える影響について心配せず、借金の返済が厳しいと感じたら、早めに弁護士に相談することをお勧めします。