離婚を考えたら早期に弁護士へ相談することが重要です。特に親権や養育費など複雑な問題が絡むため、専門家の助言で適切な判断が可能になります。自己判断で対応すると問題が悪化し、時間や費用が余計にかかる場合もあります。また、話し合いが難しい相手やモラハラ加害者の場合は、無理に対応すると精神的に追い詰められる可能性があるため、弁護士に依頼することを推奨します。
離婚をしたい。離婚を切り出された。今は離婚をしたくない。様々な理由で、多治見さかえ法律事務所に離婚の相談にいらっしゃいますが、どのタイミングで弁護士に離婚の相談をするのがよいのでしょうか?
「離婚」が頭をよぎったら、すぐに弁護士にご相談を
離婚の二文字が頭をよぎったら、離婚問題に詳しい弁護士にすぐに相談されることをお勧めします。
離婚をするタイミングや条件は各家庭の事情によって異なりますし、自分がどうしたいのかによっても違ってきます。特にお子さんがいる家庭の場合は、親権、養育費、面会交流等、決めなければならないことが多いです。
離婚問題に詳しい弁護士に早期に相談することで、そもそも離婚すべきかどうか、離婚するとして、離婚手続をどう進めていくべきかが把握でき、気持ちに余裕ができますし、方法を誤って後悔することもなくなります。
自己流での対応で損をするケースもあります
最近はインターネット上で様々な情報を手軽に入手できることから、こういった知識をもとに自己流で対応される方も散見されます。しかしながら、そもそもその情報が正しいとは限らないですし、自分のケースには当てはまるとも限りません。最初の対応を誤ったがために、紛争が複雑化・長期化してしまい、却って時間と労力と費用が掛かってしまうといったことも珍しくないのです。
ご自身が損をしないためにも、行動を起こす前に、専門家に相談してください。配偶者と同居しているうちにやっておいた方がよいことはいろいろとありますので、そういったことを確認したうえで行動をすると、後々の手続がスムーズに行くことが多いです。
話し合いが難しい相手ならば、最初から弁護士に任せることをおすすめします
また、話し合いができない相手との離婚手続は、最初から弁護士にお任せいただくことをお勧めします。
例えば、モラハラタイプの相手は、自分の意見が絶対に正しいという確固たる自信があり、人の話を聞かない傾向にあることから、当事者同士の話し合いで物事を進めることは非常に難しいです。また、精神的な病気を抱えた相手の場合、離婚の話をすると自殺をほのめかされたりすることもあります。
話し合いができない相手に対して、自分で対応することは著しく困難であり、無理して進めようとすると、自分の方が精神的に追い詰められてしまって、体調不良に陥ってしまうこともあります。そのような状況になってしまうと、仕事や家事・育児等に支障をきたしてしまうため、速やかに弁護士に依頼することを強くお勧めします。
弁護士 夫婦カウンセラー
慶應義塾大学総合政策学部卒業、中央大学法科大学院修了。
夫婦カウンセラーの資格も保有しており、カウンセリングの手法を取り入れた法律相談を得意としております。ご相談者様のお悩みをお聞きし、気持ちに寄り添った対応をいたします。
1人息子を持つシングルマザーです。大学在学中に結婚・出産し、無職の状態で離婚しました。法学部出身でない私が弁護士になれたのは、サポートしてくれた全ての方々のおかげであり、日々感謝しながら仕事をしています。よく弁護士に見えないと言われますが、敷居は全然高くないと思いますので、まずは一緒にお話をしましょう。貴方の不安が「安心感」に変わります。